こんにちは!バイナリートレーダーのたいがです。
ポンドはイギリスの通貨であり、EUの離脱の際などで聞いたことがある通貨かもしれません。
そして、バイナリーやFXをやっている方なら、ポンドといえば「かなり恐ろしい通貨」としても知られていると思います。
「そんなに危ないのなら手を出さないほうがいいの?」と思うかもしれませんが、うまく味方につければ大きな利益も期待できる銘柄です。
そんな魅力的なポンド円について、今回は攻略法などを紹介したいと思います。
ポンド円の基本的な知識
ポンド円はなぜ危険といわれるのか
ポンド円がなぜ危険かといわれるのは、基本的に値動きが著しく激しいことが要因となっています。
主要な通貨であるドル円が、ここ最近で50円前後動いているのが珍しいと言われますが、ポンド円は金融不安が起こるたびにそれ以上の値動きをします。
例えば、EUからイギリスが離脱するといった騒動の際には、2015年6月に195円だったのが最後に大幅な下落し、2016年6月にEU離脱が決定の際にはポンド円は120円台まで暴落しました。
また、リーマンショックが起きる少し前である2008年7月あたりに210円だったのが、リーマンショックが実際に怒ってからみるみる暴落し、2009年1月には120円まで暴落したという記録もあります。
他にもすごく大きな下落をいくつか経験していますが、短期間で数十円レベルの激しい値動きを繰り返しているのがポンド円です。
あまりの通貨の値動きについていけず、強制決済などで退場する人が多く出ることから「殺人通貨」とも言われる物騒な名前までついています。
ポンド円はそこそこの取引量はある
ただし、ポンドはそれほどひどい通貨というわけではなく、ドル円の様な主要な通貨に比べれば取引量は少ないものの、一定レベルの取引量はある通貨です。
トルコリラや南アフリカランドのような、マイナーでなおかつ通貨の値動きが激しいものに比べると取引量は多いです。
しかし、取引量に比べて値動きが激しいというのがちょっと他の通貨と比べるとリスクがあり、なおかつ癖があると言えるでしょう。
ポンド円をどう攻略する?
ロンドンフィックスの決定時刻付近で取引をする
(引用:ロンドンフィックス(フィキシング)とは? ロンドンフィックスを利用した4つのトレード手法の紹介に加え、FXのトレードで注意しておきたい点も解説!)
ロンドンフィックスとは、金融機関が顧客と取引を行う際の為替レートが決まる時間であり、ロンドン時間においては16時(日本時間では夏時間:午前0時、冬時間:午前1時)です。
もちろん、確実に上がるというわけではありませんので、インジケーターなどを使ってより値動きを分析して精度を高めていくことが肝心です。
ロンドン時間を狙う
ポンド円が活発な時間はもちろんロンドンで市場が開かれている時(日本時間17時~27時)です。
ポンド関連で多くのトレーダーが参加している時間帯であり、値動きも活性化しやすいので、入りやすいタイミングも出やすい時間帯でしょう。
ポンドを取引するのだから、主に利用されている国の市場時間に取引するべきという、ある意味当然と言えば当然のタイミングも言えます。
この時間帯なら、日本でもちょうど仕事から帰ってきて取引するというタイミングと合致しているので、仕事が終わった後に取引しようとしたい人にもおすすめです。
大きなイベント前は手を出さない
ポンド円は先に紹介しました通り、大きなイベントが発生すると大きな値動きを発生させる通貨です。
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