こんにちは!バイナリートレーダーのたいがです。

「○○の手法はどうですか?」という形でよく質問をいただきますが、マーチンゲール法もその一つです。
トレード手法にはさまざまなものがあり、どれも一長一短であり、万能な方法はありません。
しかし、マーチンゲール法についてはバイナリーで利用するにはかなり危険で、あなたの資産を一気に消失させるリスクもあります。
今回は、なぜマーチンゲール法をバイナリーで利用していけないかを紹介します。
マーチンゲール法とは?



マーチンゲール法とは
マーチンゲール法とは、カジノのゲームを攻略するために生まれた手法です。
下記の条件を成立させることが条件になります。
- 負けた場合には、次の取引で前の掛け金の2倍を掛ける
- 勝つまで上記の条件を繰り返す
- 勝つ確率が50%で、掛け金が2倍以上で返ってくる
かなり単純な手法であり、負けたら前の掛け金の倍をだすことで損失を取り戻すまで続けます。
また、負ける前に勝った分が何度も積み重なれば、その分だけ利益を得られるという寸法です。
マーチンゲール法とバイナリーは一致している?
マーチンゲール法は一見するとバイナリーに合致しているように見えます。
高いか低いかを当てるだけなので、確率は50%で計算されるものであり、ペイアウト率も2倍以上あればこの条件を満たしているのではと考えるでしょう。
確かに、単純な確率計算ではそのように見えますが、実は落とし穴があるのです。
バイナリーにおけるマーチンゲール法の危険性





実際のペイアウト率
バイナリーでマーチンゲール法が成立しない理由は、端的にペイアウト率が変動することにあります。
業者によってペイアウト率が異なり、最大で2倍以上を書いてある業者もいますが、実際には市場の状況によって変動するので、一定ではありません。
変動制の業者のペイアウト率は、おおよそ1.7~1.8倍付近が平均的で、ペイアウト率が2倍を超えるケースもありますが、倍率は変動するので、必ずしもマーチンゲール法の条件を満たしていません。
そもそも、基本的にバイナリーはマーチンゲール法に合致していないのです。
資金の枯渇や一回の取引条件に引っかかる
また、マーチンゲール法を利用しても、資金の枯渇や一回の取引制限に引っかかる可能性があります。
負け続けて売買にしていった結果、そもそも倍にするための資金がない場合はそのまま負けが確定して取り戻せません。
また、バイナリーには一度に掛ける資金に限度があるため、その上限に引っかかった際にはマーチンゲール法が成立しなくなります。
口座によって上限は異なりますが、あまり大きな金額になるとひっかける可能性があるでしょう。
バイナリーでマーチンゲール法は使ってはいけない




で
コメント