こんにちは!バイナリートレーダーのたいがです。
バイナリーオプションをする際に、相場のトレンドなどを確認するために指標(インジケーター)を用いるでしょう。
(ここで使ってないという人は、まずは使えるようにしてください)
その中でも一番有名な指標(インジケーター)として、移動平均線というものが挙げられます。
移動平均線の内容自体はそれほど難しい内容ではありませんが、いざ使っていくにはどんな風にすればいいのかわからない方もいるでしょう。
移動平均線の基本的な内容
移動平均線とは
移動平均線とは、一定期間の平均価格を計算して、グラフ上に線としてあらわしたものです。
バイナリーだけではなく、株式やFXなどと幅広く利用されており、価格の傾向や流れ等、相場の方向性を探るために使わてれいます。
(引用元:単純移動平均線とは | チャートの見方 | 為替レート&チャート | auじぶん銀行)
移動平均線の期間について
移動平均線がだす一定期間の平均価格については、幾つか種類があります。
10日、15日、21日、25日、50日、75日、100日、200日などと複数ありますが、バイナリーの場合には基本的に長い期間の設定は不要です。
バイナリーを利用する際の期間としては、比較的短い期間である10日、15日、25日をおすすめします。
移動平均線のメリット
移動平均線のメリットについては、下記のものが挙げられます。
- わかりやすさがある
- セッティングしやすい
わかりやすさがある
移動平均線のメリットとしては、わかりやすさがあるということです。
グラフに線が出てくるという非常にシンプルなものであり、視覚的にもトレンドや価格変動を確認しやすくなっています。
なので、初心者の方でもすぐに使うことがしやすいものだと言えます。
セッティングしやすい
また、移動平均線はセッティングのしやすさも大きなメリットとなっています。
一定の期間の平均線をいくつか導入するだけでよく、複雑な操作を必要としていません。
移動平均線の数は設定にもよりますが、2~3本程度入れるだけで完了します。
複雑なセッティングやいろいろな組み合わせなど不要なので、とても導入しやすいのです。
移動平均線のデメリット
移動平均線のデメリットは、下記のものが挙げられます。
- いわゆるダマシがある
- データが出てくるのが遅い
- 重要なイベント時に注意
いわゆるダマシがある
移動平均線にはいわゆる「ダマシ」というものがあります。
「ゴールデンクロスが出たら買い」「デッドクロスが出たら売り」といったように、一定のサインが出た際にはタイミングがあります。
しかし、そういったデータが出たとしても、必ずしも動き通りになるとは限りません。
相場の裏をかいて利益を得ようとするトレーダーが動くことで、パターンから外れることもあるので注意しなければなりません。
データが出てくるのが遅い
重要なイベント時に注意
移動平均線は重要なイベント時には利用しにくい時があります。
イベント時にはかなり大きな値動きをするケースもあり、トレンドに関係なく反応することがあるため、過去のデータが役に立たないことがあるのです。
また、移動平均線を見すぎてイベントを見逃すようなこともあります。
移動平均線の設定方法やおすすめの使い方について
移動平均線の設定方法について
移動平均線の設定方法に関しては、例えばよくトレードで使われているMT5ですと、下記のようにしていきます。
挿入→インディケータ→トレンド系→Adaptive Moving Average
設定画面から、期間・EMA・適応価格 を設定します。
たったこれだけで簡単に移動平均線を設定できます。
スタイルの部分は、画面に表示される線のカラーを決めるだけなので、自分の好きな色で大丈夫です。
移動平均線のおすすめの相場
移動平均線を利用する際には、トレンド相場で利用するとより効果を発揮します。
トレンド相場を見分けるには
- ローソク足、短期線、中期線、長期線が右肩上がり
- 逆に、長期戦、中期線、短期線、ローソク足が右肩下がり
とわかりやすく一定方向にチャートの動きがはっきりしている場合です。
相場の流れがどの方向に行っているかがはっきりしている動きを確認し、エントリーをするというのが移動平均線の王道的手法です。
取引をやめるときは
- ゴールデンクロスもしくはデッドクロスが発生したとき
(引用元:基礎からわかる!テクニカル分析入門⑨ ゴールデンクロスとデッドクロス | みずほ証券)
となります。
ゴールデンクロスは下降トレンド中にローソク足と短期線が長期線を下から上に突き抜ける場面であり、逆にデッドクロスは上昇トレンド中にローソク足と短期線が長期線を上から下に突き抜ける場面となります。
この時には、トレンド転換のサインとなりますので、エントリーをしないでトレンドが分かりやすく形成されたら取引を再開します。
移動平均線でおすすめしない相場
移動平均線が利用しにくい場面として、レンジ相場(値動き幅が狭い相場)には向いていません。
移動平均線の動きがぐちゃぐちゃしている状態になりやすく、入るタイミングの見分けがつきにくくなります。
なので、こういった場面では別のインジケーターのみをはじめから利用するか、移動平均線と併用する形で利用してください。
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