こんにちは!バイナリートレーダーのたいがです。
順当に相場の流れに従って取引を進めていますが、逆張りで勝ちたいと思うことや、順張りがうまくいかない場合に逆張りもできたほうが、よりエントリーチャンスが増えるでしょう。
そこで、今回はボリンジャーバンドと移動平均線(3本)を使った5分逆張り手法を紹介します。
本来はトレンド相場で使うインジケーターを使って、レンジ相場にも対応できるというちょっと変わった手法なので、中級レベル以上の方は、少し新鮮に感じるかもしれません。
使用するインジケーター
設定する項目が少し多いですが、少しずつ説明していきます。
ボリンジャーバンドの設定方法
ボリンジャーバンドは、平均値がどれほどばらつきがあるかというインジケーターです。
単純移動平均線を中心とし、その上下に標準偏差と呼ばれるバンドを表示されます。
ボリンジャーバンドの上下のラインには「±1σ標準偏差」や「±2σ標準偏差」などがあり、下記の確率で過去のレートの値がそれぞれのラインの間の範囲内に収まるとされています。
±1σ 約68.3%
±2σ 約95.4%
設定方法に関しては
挿入→インジケーター→トレンド→Bolinger Band
と辿っていきます。
そこから、パラメーターの設定は
- 期間:20
- 偏差:2
- 適用価格:Close
とします。
移動平均線の設定方法
移動平均線は、過去の値動きについて、一定の期間の平均価格を線で表したものです。
多くの方が使っている代表的なインジケーターであり、価格傾向や相場の方向性も見やすいだけではなく、他のインジケーターと組み合わせて使われることも多いです。
ただし、過去の値動きなので、実際の価格の動きより遅くなるのがデメリットです。
ここからは、短期線、中期線、長期線に分けて設定方法を紹介します。
短期線の設定方法
短期線の設定をするには
挿入→インジケーター→トレンド→Moving Average
と辿ります。
中期線及び長期線も同様なので、中期線からの説明からこの部分は省略します。
設定値の項目については
- 期間:20
- 種別:Simple
- 適用価格:Close
になります。
中期線の設定方法
中期線の設定値は
- 期間:50
- 種別:Simple
- 適用価格:Close
になります。
長期線の設定方法
長期線の設定値は
- 期間:70
- 種別:Simple
- 適用価格:Close
になります。
実際のエントリー方法
エントリーする内容はやや複雑にも見えますが、条件自体はそれほど多くないので安心して学びましょう。
highエントリーの場合
highエントリーの場合には、下記の条件を満たしているかを確認します。
条件1: ボリンジャーバンドの-2σのラインにローソク足の実体がタッチもしくは突き抜けていることを確認
条件2:移動平均線がパーフェクトオーダーを形成していないことを確認
パーフェクトオーダーの形成はトレンド相場であることを示しており、今回の手法はレンジ相場を想定しているので、パーフェクトオーダーが形成していない状態を確認します。
lowエントリーの場合
lowエントリーの場合は、下記の通りです。
条件1: ボリンジャーバンドの-2σのラインにローソク足の実体がタッチもしくは突き抜けていることを確認
条件2:移動平均線がパーフェクトオーダーを形成していないことを確認
レンジ相場であることとともに、ローソク足の動きを確認してエントリーしていきましょう。
ボリンジャーバンドと移動平均線(3本)を使った5分逆張り手法のまとめ
①ボリンジャーバンドと移動平均線(3本)を利用する。
②2σもしくは-2σのラインとローソク足、パーフェクトオーダーの形成の有無を見てエントリーする
移動平均線という基本のインジケーターを使いましたが、今回紹介した方法にて新しい発見をした人もいるでしょう。
トレンド相場で使うインジケーターも、使い方次第でレンジ相場でも使えますので、トレードの幅を増やしたい人はぜひチャレンジしてください。
騙し回避率も87%と高いので、この手法を身に付ければ逆張りにも強くなるでしょう。
【最後に】
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