こんにちは!バイナリートレーダーのたいがです。

為替変動の要因はFXやバイナリー取引をしている人には重要な項目です。
変動要因に関してはいくつかあり、ある程度は把握している人もいるでしょうし、これから始める人などにはぜひともなぜ変動するのかを見て欲しいです。
今回は、バイナリーで勝敗を分ける為替変動の要因について紹介します。
為替が変動する仕組み





為替の動く仕組みについて
現在の為替相場は変動相場制を採用しており、かつてのように固定相場制を採用していません。
なので、為替相場は需要と供給の関係によって決まります。
例えば、日本円が欲しい人が多ければ円高、日本円を売りたい人が多ければ円安というような形となり、常に市場で売買している人がいるから値動きが発生します。
基本的には市場に参加している人の動きや心理に左右されるということさえ覚えておけばよく、後は次から紹介する動きやすい要因を覚えていきましょう。
動きやすい要因





経済状況や政治状況
基本的には各国の経済状況や政治状況により、為替は動きやすい傾向にあります。
成長している国家なら買いが入りやすいですし、逆に景気低迷などが鮮明になってくれば売られやすいです。
政治状況も安定していれば大きくは動かないですが、テロやクーデターなど政情不安定な状況が出てくれば、通貨も売られやすくなります。
例えば、ジンバブエドルが一時期話題になりましたが、経済政策の失敗によりハイパーインフレが起きて、一兆円ジンバブエドルが出るほど通貨変動が起きました。
経済や政治は成長性と安定性が肝なので、この辺りの変化は注目してください。
重要人物(要人)の発言
また、重要な人物(要人)の発言によって、為替が動くこともあります。
最近では、トランプ大統領が数多くの国に関税をかけるということで大きな騒ぎとなり、為替が動く要因となりました。
大統領や首相、各首脳といった政治にかかわる人物だけではなく、FRBや日銀の総裁といった経済にかかわる重要な決定力を握っている人物からの発言も注目されます。
各人の発言によって、大きな変化が起きることもあり、なおかつ突然発表されるケースもあるため読みにくい面もある厄介なものです。
ただし、あらかじめ発言が予想される場面(経済動向から一定の経済政策が読める場合など)では、発言後でも動かないこともあります。
重大な経済指標の発表
重大な経済指標の発表が起きた際には、為替相場が変動しやすくなります。
経済指標の発表とは、国や中央銀行の政策の発表や、雇用統計、GDP成長率などの数値を公開することです。
とくに発表後には大きなノイズになるほど動いた後に、すぐに元に戻るようなことや、そのままどちらかの方向に動いて戻らないことがあるでしょう。
特に、アメリカの消費者物価指数や雇用統計といったものはかなり注目度が熱いため、多くのトレーダーが発表前後に動きを見せます。
なので、トレーダーの中には重大な経済指標の発表前後は不安定なので、取引を控える方もいるほどです。
災害や戦争
台風や大きな地震、火山噴火といった自然災害や、戦争といった経済的に大きな打撃を加えるような規模のものが出てきたときには、為替も大きく動きやすいです。
基本的に経済活動が停滞し、リスク資産として判断されるので、対象となった通貨は売られて通貨安になりやすいです。
東日本大震災の時にも、一瞬ではありますがドル円が大きな動きを見せたという事例もあります。
ただ、戦争や災害が起きた際には安全資産と言われるところに資金が逃げやすく、別の通貨の動きにも注目するチャンスにもあるでしょう。
大口投資家の動き
投資家がどう動くかというのも、意外に影響力があります。
大口投資家の動きによって、市場にも大きな売買の影響が出やすく、特に値動きが激しくなるような情報が出た時には、あっという間に値段が上下します。
個人の投資家の間でも、大口の動きがあった際に合わせて売買を決定するというほど、誰が買ったり売ったりしているのかという情報は割と重要です。
なので、大口投資家の発言や実際の売買情報を把握することも、今後の値動き予想に繋がります。
為替変動が起こりやすいタイミングをしっかり把握しよう




コメント