こんにちは!バイナリートレーダーのたいがです。
ある程度経験を積んでくると、インジケーターについてもいろいろなものがあることを知っていくと思いますが、インジケータの一つにRCIというものがあります。
MT5やMT4といったよく使われるツールにはありませんし、たまにRSIという似たような名前の違いもあるため、よく双方の違いが分からず混乱している人や勘違いしている人もいます。
そこで、今回はそういった知識の混乱を整理することや、どのように使っていけばいいのかという疑問に答えるために、RCIとはどのようなものかや使い方などについて紹介します。
RCIとはなにか
RCIとは
RCIとは「Rank Correlation Index」の略したものであり、「順位相関指数」とも言われています。
(引用:RCIとは?基本的な使い方やパラメーター設定値などを詳しく解説)
一定期間における日付の順位と価格の順位を決め、その相関関係を表示した指数であり、数値としては+100%から-100%の数値の中にラインを表示するようになっています。
このラインのどこに位置するかによって、売買の過熱感を見るものです。
基本的に、ラインが+80%以上であれば「買われすぎ」、ラインが-80%以下であれば「売られすぎ」と判断します。
RSIとの違いは
前述したようにRCIと似たようなワードとして、RSIというものがあります。
双方のインジケーターは結構似ているところがあり、短期的なトレンドを把握することを目的としている指標です。
違いといえばRSIは「値幅の大きさ」を数値で見ます。
どれだけの値幅が動いたかどうかで相場の過熱感を調べているので、比べる数値が違うだけで相場の動きを予測しようとする目的は同じなのです。
RCIの設定方法などについて
RCIの設定方法
RCIの設定方法に関しては
インジケーター→検索画面でRCIと打つ→検索結果の中からRCIを選択
そこから、詳細設定としてiInterval(期間) を設定します。
期間については、多くの人が「9」を採用しているので、最初のうちはこの数値をおすすめします。
RSIを使う際の売買のタイミング
RSIを使う際に売買をするタイミングがありますが、基本的に過熱感が出た後に下落もしくは上昇をし始めたあたりからエントリーするのが王道です。
バイナリーの場合には、一定の時間までに上がっているか下がっているかを当てるものです。
なので、必ず値段が動いたときにこちらも動くという風にしないと、上昇なら上昇、下落なら下落で続いてしまうタイミングでエントリーをして失敗する可能性が高くなります。
なので、すぐに数値がエントリーする基準になってもあわてずに相場の動きを見てください。
RSIを使う際の注意点
RCIも万能ではなく弱点があります。
例えば、価格の上昇または下降が続いた場合、RCIは+100%や-100%の付近に張りついてしまう現象が起きます。
数字上は過熱感が強いからそろそろ相場の値動きも変わると判断しても、その通りに動いてくれない場面もあるので注意してください。
また、あまり値動きがないような状態になると、加熱しているというサインも出てこないので、取引するのが難しいという場面も出てきます。
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